映像制作
オルタナスプレオープン企画 『中村邦生/オルタナ巣』2020.7.23-7.26
本企画の招待作家である中村邦生が"風狂師"としてこの場所で滞在制作を行います。"風狂師"とは中村の造語で、物事に囚われない奔放な生き様を見せる人を指します。
そんな"風狂師"中村邦生が、元空き家の篭った空気に風を通し、新たに"巣"を作り上げていきます。変化していく会場をどうぞご覧ください。
オルタナス運営委員会 一同
岡本真実 個展
「ある種の抵抗」
2021.3.21-3.28/10:00~17:00
※最終日16:00まで
一連の作品は、自然科学の立場から提起される環境問題と人間の矛盾に着目して制作した。土壌汚染の原因となる「腐食」の観測や再現を行為・映像への展開を試みた表現である。
地球温暖化や大気汚染が大きな問題として取り上げられるようになったのは1970年代になってからだ。環境汚染は人間への実害を伴って初めて問題視される。2000年代に生まれ、幼い頃から地球温暖化をはじめとする環境問題の注意喚起ポスターや制度に触れてきた世代として、人間の営みや存在が自然を破壊する加害者であるとされる風潮に違和感を感じていた。
昨年の夏、2週間空けていた1Kの床の木目にカビが生え始めていた。そのカビを落とすために重曹を買った。日常生活にはそのような自然発生を防ぐための行為が溢れている。私は自然の中に自らが生きることのできる場所を確保し続けるための、ある種の抵抗を行っているのかも知れない。
早坂葉 渡邉泰地
「砂が叫ぶ」
2021.4.3-4.15
11:00-18:00
会場:新屋NINO
いつもの通りを歩いているのに、見慣れない塔を見つけて、「あんなところに塔があったかな?」と不思議に思うことがある。
私たちの街は脆く、小さな気づきを境に永久に変わってしまうのだ。
工藤結衣 作品展 【余熱-ほとぼり】 前半「ひそむ」2021.11.26-2022.01.10 09:00 - 17:30
秋田公立美術大学ギャラリー BIYONG POINT
肉体は、
感情は、
思考は、ナマモノだ。
一瞬ごとに変化するそれは、
「わたし」の成分を変化させ、
移ろい、消えゆく。
肉体は時に饒舌だ。
言葉より、感情より、自身の「わたし/あなた」をもの語る。
肉体は「わたし/あなた」の中の無意識をうつしだしている。
「わたし」はこの世界の最小単位だ。
そんな小さな変化を
手の中に留めて、ずっと感じていたい。
工藤結衣 作品展 【余熱-ほとぼり】 後半「つたう」
5000×8000×3000
パフォーマンス/インスタレーション
水 高分子 チューブ 体温